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経費・帳簿 2026年5月更新

売掛金の仕訳方法【2026年版】フリーランスの未収入金・入金管理

フリーランスが業務委託の請求書を発行してから入金されるまでの間は「売掛金(うりかけきん)」として帳簿に記録します。発生主義による正確な記帳は青色申告65万円控除を受けるための必須条件です。

売掛金の仕訳例

① 売上計上時(納品・請求書発行)
日付借方貸方摘要
5/31売掛金 110,000売上 100,000
仮受消費税 10,000
○○株式会社 5月分業務委託
納品日または請求書に記載した締め日に売掛金を立てます。
② 入金時(翌月末に振込)
日付借方貸方摘要
6/30普通預金 110,000売掛金 110,000○○株式会社 5月分入金
入金日に売掛金を消し込みます。
③ 源泉徴収が差し引かれて入金された場合
日付借方貸方摘要
6/30 普通預金 89,790
事業主貸(源泉所得税)10,210
売掛金 100,000 源泉控除後入金(10.21%控除)
源泉徴収税額は確定申告で精算されます。「仮払税金」または「事業主貸」で処理します。

発生主義と現金主義の違い

発生主義(青色申告の原則)

売上は「納品した日」「役務を提供した日」に計上。実際の入金日に関係なく、権利が確定した時点で収益・費用を認識します。帳簿が正確になり、65万円控除の適用条件を満たします。

現金主義(小規模特例)

売上は「実際に入金された日」に計上。前年の事業所得が300万円以下など一定の条件の個人(現金主義の届出が必要)のみ適用できます。売掛金・買掛金の管理が不要で帳簿が簡単になりますが、65万円控除は受けられません。

よくある質問

売掛金と未収入金の違いは何ですか?

売掛金は「事業のメインである商品・サービスの販売に対する未回収の代金」です。未収入金は「主たる事業以外の取引で発生した未回収の代金(固定資産の売却代金・保険金の未収分など)」です。フリーランスが請求書を発行してまだ入金されていない業務委託料は「売掛金」で処理します。

売掛金はいつ収入として計上しますか?

発生主義(青色申告の原則)では、実際に入金された日ではなく「売上が確定した日(成果物の納品日や契約上の検収日)」に収入として計上します。請求書の発行日または納品日が基準になるのが一般的です。

売掛金が回収できなかった場合はどうなりますか?

取引先が倒産するなど回収不能が確定した場合は「貸倒損失」として経費計上できます。また青色申告者は回収できる見込みが低い場合に「貸倒引当金」を設定して予防的に費用計上することも可能です。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。