ひとり青色
無料で試す
経営・リスク管理 2026年6月

個人事業主の保険選び【2026年版】掛け捨てvs積立・民間保険の経費化と節税効果

個人事業主は会社員と異なり傷病手当金・雇用保険がありません。働けなくなった時のリスクや業務上のトラブルに備えるために、民間保険をどう選ぶかを解説します。

個人事業主が優先すべき保険の種類

① 所得補償保険(就業不能保険)

最優先

病気・怪我で働けなくなった時に月々の収入を補填してくれる保険。個人事業主には傷病手当金がないため最も重要。

保険料目安

月1,000〜5,000円程度

経費化

原則不可(個人の保険)

控除

生命保険料控除の対象

② 賠償責任保険(PL保険・業務過誤保険)

業種によって必須

仕事上のミスや製品・サービスの欠陥で顧客に損害を与えた場合の賠償に備える保険。

保険料目安

月500〜3,000円程度

経費化

損害保険料として全額経費可

対象職種

IT・デザイン・建設・飲食など

③ 生命保険・医療保険

必要に応じて

扶養家族がいる場合は死亡保険、入院リスクに備えて医療保険。

経費化

原則不可

控除

生命保険料控除(年最大12万円)

優先度

所得補償保険の次

掛け捨てvs積立:個人事業主にはどちらが向いているか

比較項目 掛け捨て 積立(貯蓄型)
月々の保険料安い高い
満期・解約時返戻金なし返戻金あり
途中解約のリスク低い元本割れのリスク
資産形成への活用一部可能
個人事業主への推奨◎ おすすめ
結論:個人事業主には掛け捨て保険+iDeCo・NISAで自分で資産形成の組み合わせが最もコスト効率が高いです。積立保険の「運用利回り」はiDeCoやNISAのインデックスファンドより低いケースがほとんどです。

保険の経費化・節税効果まとめ

保険の種類 経費計上 節税の仕組み
損害賠償責任保険✓ 経費損害保険料として全額経費計上
事務所用火災保険✓ 経費損害保険料(事業用割合で按分)
所得補償保険・医療保険✗ 経費不可生命保険料控除(最大4万円)が適用
生命保険(死亡保障)✗ 経費不可生命保険料控除(一般生命保険料控除)
個人年金保険✗ 経費不可個人年金保険料控除(最大4万円)が適用

よくある質問

個人事業主が加入すべき保険は何ですか?

最優先は所得補償保険(働けなくなった時の収入補填)です。次に業種に応じた賠償責任保険、必要であれば生命保険・医療保険の順で検討しましょう。

所得補償保険は経費になりますか?

個人事業主の所得補償保険料は個人の保険として経費にはなりません。ただし生命保険料控除の対象として確定申告で所得控除を受けられます(介護医療保険料控除:最大4万円)。

掛け捨てと積立どちらがいいですか?

個人事業主には掛け捨てをおすすめします。保険料が安く毎月の固定費を抑えられ、余剰資金をiDeCo・NISAで運用する方が資産形成の効率が高いです。

フリーランスの賠償責任保険はどこで加入できますか?

フリーランス向けの賠償責任保険は、フリーランス協会の「フリーランス協会プレミアムプラン」(年会費1万円で補償含む)、各損害保険会社の「PL保険」「業務過誤保険」などで加入できます。職種に合った補償内容を確認して選びましょう。

保険料控除も含めた節税——ひとり青色

生命保険料控除額を入力するだけで申告書に自動反映。損害保険料の仕訳も簡単。買い切り¥4,980。

¥4,980で購入する

関連記事

あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。