フリーランスが入るべき保険の種類【2026年版】
賠償責任・所得補償・傷害保険を解説
会社員時代は会社が加入していた各種保険も、フリーランスになると自分で選んで加入する必要があります。業務上のリスクと収入リスクをカバーする主要な保険を解説します。
この記事の対象:業務上の損害リスクをカバーする保険
健康保険(国民健康保険)や生命保険は別の記事で解説しています。ここではフリーランスとして働く上でのリスク(賠償・収入途絶え)をカバーする保険を扱います。
フリーランス向け保険の種類と概要
① フリーランス賠償責任保険(PL保険・E&O保険)
業務上のミス・著作権侵害・情報漏洩等でクライアントに損害を与えた場合の賠償金をカバー。特にIT・デザイン・ライター・コンサルタントへの加入が推奨されます。
年間保険料の目安:数千円〜数万円
加入先例:フリーランス協会、ITフリーランス専門保険、各保険会社
② 所得補償保険(就業不能保険)
病気・ケガで長期間働けなくなった場合に毎月一定額の給付を受けられる保険。フリーランスは傷病手当金がないため、収入保護に重要。
カバーする場合:入院・在宅療養で就業不能になった期間
免責期間(待機期間)の後から給付が始まる(60〜180日等)
③ 傷害保険
外出中・仕事中のケガに対して入院・手術・後遺障害の給付。比較的安価で加入できます。特に外出が多い職種に向いています。
④ サイバーリスク保険(ITフリーランス向け)
個人情報漏洩・サイバー攻撃による損害をカバー。顧客データを扱うITエンジニア・デザイナーに特に重要性が増しています。
保険料は経費になる?
業務上のリスクをカバーする保険は経費(損害保険料)になります
- 賠償責任保険(E&O保険)→ 経費OK(損害保険料)
- 所得補償保険 → 経費になるケースもあるが確認が必要
- 生命保険料 → 経費にならない(所得控除の対象)
よくある質問
フリーランス賠償責任保険に入る必要はありますか?
クライアントに損害を与えるリスクがある職種(IT・デザイン・コンテンツ制作等)は加入を強くおすすめします。賠償請求が来た場合、個人で対応するのは金銭的に大きな負担になります。保険料は年間数千円〜と比較的安価です。
フリーランスには傷病手当金がないのですか?
国民健康保険(個人事業主)には傷病手当金制度がありません(一部の市区町村で独自に給付している場合を除く)。長期療養に備えるためには所得補償保険・就業不能保険への加入が有効です。
所得補償保険の待機期間はどのくらいが適切ですか?
貯蓄で対応できる期間(3〜6ヶ月分の生活費がある場合は90〜180日)を待機期間に設定するのが一般的です。待機期間が長いほど保険料が安くなります。緊急予備資金が少ない場合は短め(30〜60日)の待機期間を選びましょう。
賠償責任保険の保険料は経費になりますか?
はい、業務上のリスクをカバーするフリーランス賠償責任保険(E&O保険)の保険料は「損害保険料」として経費計上できます。所得補償保険・就業不能保険については確認が必要ですが、純粋な生命保険料とは異なり経費化できるケースもあります。
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あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。