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経費・帳簿 2026年6月

クレジットカードポイント・キャッシュバックの帳簿処理【2026年版】個人事業主の雑収入の扱い

事業用カードで経費を払っていると自然にポイントが貯まります。「このポイントは申告が必要?」——原則と実務の両方を解説します。

原則と実務のギャップ

税務上の原則

事業経費で獲得したポイントを使用・換金した場合は雑収入として計上が必要

実務の取り扱い

少額ポイントは省略されるケースが多く、税務調査でも問題視されることはほぼない

ポイント・キャッシュバックの種類別の処理方法

① 現金キャッシュバック(口座への返金)

最も明確。口座にキャッシュバックが振り込まれた場合。

借方貸方摘要
普通預金 1,000雑収入 1,000カードキャッシュバック

② ポイントを商品・ギフト券に交換した場合

理論的には「雑収入+費用(商品の種類による)」の二重仕訳が正確ですが、実務上は省略されることが多いです。

正確な処理(省略可)

・ポイントで5,000円のAmazonギフトを受け取った場合:雑収入5,000円を計上

・業務用消耗品に使用した場合:消耗品費5,000円も計上(相殺)

③ カード請求額からの値引き(即時割引)

購入時に割引が適用される場合、割引後の金額を経費として計上します(雑収入は不要)。

借方貸方摘要
消耗品費 9,000未払金 9,0001,000円値引き後の金額

計上が必要なケースと省略できるケース

ケース 計上推奨度 判断基準
現金キャッシュバック(口座振込)が数万円以上 計上必要 明確に現金収入として口座に入る
ポイントをギフト券・商品に交換(高額) 計上推奨 数万円以上は計上した方が安全
年間数千円程度の少額ポイント 省略可 実務上も税務上も問題になりにくい
マイルで航空チケットを取得(出張) 省略可 マイル取得原価がゼロのため経費計上の根拠なし

よくある質問

事業用カードのポイントは確定申告で申告が必要ですか?

原則は雑収入として計上が必要ですが、少額(年間数千円程度)は実務上省略されるケースが多いです。現金キャッシュバックが数万円以上になる場合は計上しましょう。

プライベートカードのポイントを事業用途に使った場合はどうなりますか?

プライベートカードのポイントは個人の財産であるため、事業用途に使っても雑収入計上の問題は生じません。ただし経費として計上できるのはポイント使用分ではなく、実際に支払った金額のみです。

楽天カードの楽天ポイントも雑収入になりますか?

事業用の経費決済で得たポイントは原則として雑収入です。ただし楽天ポイントのような汎用ポイントは個人利用との按分が難しく、少額であれば実務上省略されるケースが多いです。

ポイントで購入した備品は経費になりますか?

原則としてポイント相当額を雑収入計上し、備品購入を消耗品費として計上するダブル計上が正確です。ただし少額であれば省略されるケースが多く、実務上は問題になりにくいです。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。