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仕訳・帳簿 2026年5月

クレジットカードで経費を払ったときの仕訳【個人事業主・2026年版】

個人事業主が経費をクレジットカードで払ったとき、仕訳の日付・勘定科目をどう切ればよいか迷う方が多いです。このページでは使用日方式と引落日方式の2パターン、未払金の使い方、Amazonや月額SaaSの具体的な仕訳例まで解説します。

クレジットカード仕訳のポイント(結論)

  • 仕訳の日付は購入日(使用日)が原則
  • 貸方は「未払金」→引落日に「未払金/普通預金」で消込
  • 事業専用カードなら引落日に一括仕訳するシンプル方式もOK
  • !どちらの方式も毎年同じ方法を継続することが重要

仕訳の2つの方式

① 使用日方式(正確・推奨)

購入した日に経費を計上し、貸方に「未払金」を使う。引落日に未払金を消込む。発生主義に忠実な方法。

【購入日】

消耗品費 10,000 / 未払金 10,000

【引落日】

未払金 10,000 / 普通預金 10,000

② 引落日方式(シンプル・兼用カード向け)

カード代金が引き落とされた日にまとめて仕訳する。明細を見ながら1件ずつ入力。継続適用が条件。

【引落日にまとめて】

消耗品費 10,000 / 普通預金 10,000

(未払金を使わないシンプル版)

どちらを選ぶべき? 事業専用カードで管理しやすいなら①。プライベート兼用で毎月明細を見て仕訳するなら②が現実的です。どちらでも税務上問題ありません。

具体的な仕訳例

例1:Amazonで技術書を購入(¥3,200)
日付借方(左)貸方(右)摘要
購入日新聞図書費 3,200未払金 3,200Amazon 技術書
引落日未払金 3,200普通預金 3,200カード引落
例2:月額SaaS(GitHub Pro ¥1,078/月)
日付借方(左)貸方(右)摘要
請求日通信費 1,078未払金 1,078GitHub Pro 月額
引落日未払金 1,078普通預金 1,078カード引落
例3:交通系ICカードにクレカでチャージ(¥5,000)
日付借方(左)貸方(右)摘要
チャージ日仮払金 5,000未払金 5,000Suicaチャージ
使用のたびに旅費交通費 XXX仮払金 XXX電車 ○○→○○
引落日未払金 5,000普通預金 5,000カード引落
※ Suicaチャージ時点では「仮払金」。実際に乗車した時点で旅費交通費に振替。シンプルにしたい場合は乗車都度「旅費交通費/現金(Suica)」でも可。

事業専用クレジットカードを持つメリット

仕訳が圧倒的に楽になる

引落日にカード明細をそのまま仕訳するだけ。プライベート支出が混在しない。

税務調査での証明が容易

事業専用口座・カードは「事業性」の証拠になる。

年会費が全額経費になる

事業専用なら年会費を「諸会費」として全額計上できる。

ポイントが事業経費から貯まる

SaaSや消耗品をカード払いにすることでポイントが貯まりやすい。

個人事業主はクレジットカードの審査が通りにくい場合があります。法人カードではなく個人事業主向けカード(楽天ビジネス、三井住友NL等)をご確認ください。

よくある質問

仕訳の日付は購入日と引落日どちらにすればよいですか?

原則は購入日(使用日)です。引落日方式でも継続して同じ方法を使えば認められます。青色申告では発生主義(購入日方式)が推奨されます。

プライベートと事業で兼用のカードはどう仕訳しますか?

事業に関係する支出のみを仕訳します。プライベートの買い物は帳簿に載せません。事業・プライベート兼用の費用(通信費等)は家事按分で業務分のみ計上します。

カード明細が手元にない場合でも経費にできますか?

カード会社のWebサイトから明細をPDFでダウンロードして保存すれば問題ありません。電子帳簿保存法の要件(解像度・タイムスタンプ等)を確認の上保存してください。

クレジットカードの年会費は経費になりますか?

事業専用カードの年会費は「諸会費」として全額経費になります。プライベート兼用カードは事業使用割合で按分するか、実態に基づいて判断します。

分割払い・リボ払いの場合の仕訳はどうなりますか?

購入日に商品の全額を「未払金」として計上し、毎月の分割引落時に「未払金/普通預金」で消込みます。リボ払いの手数料は「支払利息」として別途計上します。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。