個人事業主の年間税務スケジュール【2026年版】
毎月・毎年やること一覧
開業した個人事業主が一年を通じてやるべき税務手続きを月別カレンダーで整理します。何を・いつ・どの順番でやるかを把握しておくことで、期限切れや申告漏れを防げます。
年間税務カレンダー
1月
住民税 第4期納付(翌年1月末)
前年分の住民税最終納付。帳簿の年次締め・12月分の仕訳入力完了。
2〜3月
確定申告・青色申告(3月15日期限)
所得税の確定申告。青色申告決算書・確定申告書の作成とe-Tax送信。消費税申告(課税事業者)は3月31日まで。
4〜5月
確定申告の還付入金・税額追納
還付申告の場合、4〜5月頃に還付金が振り込まれます。追納がある場合は3月15日までに納付済みか確認。
6月
住民税通知書が届く・第1期納付
市区町村から住民税の通知書が届き、第1期分を6月末までに納付します。また予定納税の通知書も届く(対象者のみ)。
7月
予定納税 第1期(7月31日)・住民税 第2期
前年の所得税が15万円以上の方は予定納税を7月31日までに納付。収入が減った場合は7月15日までに減額申請できます。
8月
住民税 第2期納付
住民税第2期を8月末までに納付。国民健康保険料・国民年金の口座振替も継続確認。
10月
住民税 第3期納付
住民税第3期を10月末までに納付。保険会社から控除証明書が届き始めます(11月まで)。
11月
予定納税 第2期(11月30日)
予定納税第2期を11月30日までに納付。各種控除証明書(生命保険・iDeCo・国民年金)を整理。
12月
年末棚卸し・帳簿の整理
12月31日時点の在庫棚卸し(在庫ある場合)。1年分の仕訳入力が完了しているか確認。未入力の領収書を整理。
毎月やること(記帳習慣)
- ✓売上・経費の仕訳入力(月1回以上)
- ✓銀行・カード明細の確認と照合
- ✓領収書・請求書のスキャン・整理
- ✓売掛金(入金予定)の確認
- ✓国保料・国民年金の引き落とし確認
よくある質問
確定申告は毎年やらないといけませんか?
事業所得(青色申告)がある個人事業主は毎年確定申告が必要です。赤字の年でも申告することで損失の繰越控除が使えるため、申告する価値があります。
記帳は毎日しないといけませんか?
毎日が理想ですが、現実的には週1回〜月1回でも問題ありません。ただし領収書・請求書はその都度スキャン・保存し、まとめて入力する際に見落としがないようにしましょう。
予定納税が来ない年もありますか?
はい、前年の確定申告所得税(予定納税基準額)が15万円未満の場合は予定納税の対象外です。開業初年度や所得が少ない年は対象にならないことが多いです。前年の税額が多かった翌年に初めて通知が届いて驚くケースがあります。
年末に一気に帳簿をつけるのは危険ですか?
危険というより非効率です。1年分まとめると記憶が曖昧で経費漏れが増え、2〜3日かかることもあります。確定申告期限(3月15日)との間に時間がなくなるリスクもあります。月次で30分ずつ処理する習慣をつけると年間の総作業時間は大幅に減ります。
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あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。