ひとり社長の会計ソフト【2026年版】
freee法人より安い選択肢はある?
一人で会社を運営しているひとり社長にとって、会計ソフトのコストは無視できません。freee法人・弥生会計・マネーフォワードはいずれも年額3〜5万円超。本記事では、ひとり社長に適した会計ソフトの選び方と、買い切りで使えるソフトを含めた比較をお伝えします。
ひとり社長が会計ソフトに払っている金額
法人向けの主要クラウド会計ソフトは、個人事業主向けと比べて料金が割高です。代表的なサービスの年額をみてみましょう。
| ソフト | 法人向け年額 | 3年総コスト |
|---|---|---|
| freee会計(法人) | ¥47,760〜/年 | ¥143,280〜 |
| 弥生会計オンライン | ¥38,280〜/年 | ¥114,840〜 |
| マネーフォワード(法人) | ¥35,760〜/年 | ¥107,280〜 |
| ひとり青色 | ¥4,980(買い切り) | ¥4,980 |
※各社公式サイトの最安プランを参照(2026年4月時点)
主要ソフト比較(法人対応)
freee会計(法人)
銀行口座・クレカとの自動連携が強み。法人税申告書の作成補助機能もあり。ただし最安プランでも年額約5万円で、従業員なしのひとり社長には機能過多になりやすい。
弥生会計オンライン / やよい会計
国内シェアトップクラス。機能は充実しているが法人プランは高額。デスクトップ版は買い切りだが10万円超えのものも。ひとり社長には過剰スペックになりがち。
ひとり青色
買い切りひとり社長(一人会社)向けに法人フォーマットに対応。役員報酬・法人税等の仕訳、法人用損益計算書(売上総利益→営業利益→当期純利益)・貸借対照表を自動生成。¥4,980の買い切りで、月額・年額は一切かかりません。
ひとり社長に必要な機能は何か
従業員なしのひとり社長が経理で必要なことは、意外とシンプルです。
- ✓
複式簿記による帳簿作成
法人は青色申告のために複式簿記が必要。仕訳を日々記録します。
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役員報酬の仕訳
役員報酬(借方)/ 未払金または預金(貸方)の仕訳。源泉徴収も記録。
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法人税等の仕訳
決算時に法人税等(借方)/ 未払法人税等(貸方)を計上。
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損益計算書・貸借対照表
決算書として提出。法人フォーマット(売上総利益→営業利益→当期純利益)が必要。
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法人税申告書(別途必要)
決算書をもとに法人税申告書を作成してe-Taxで申告。会計ソフトとは別の作業です。
ひとり青色が選ばれる理由
💰
圧倒的なコスト差
年額4〜5万円の法人向けクラウドに比べ、¥4,980の買い切りは3年で約10分の1以下。
🔒
データはあなたのPCに
法人の機密情報をクラウドに預けたくない方に。すべてのデータはローカル保存。
📊
法人フォーマット対応
売上総利益→営業利益→経常利益→当期純利益の法人PLを自動生成。
🏢
複数事業体の管理
個人事業と法人を同時に管理。マイクロ法人と個人事業の二刀流にも対応。
注意点:法人税申告書は別途必要
⚠️ ひとり青色でできること・できないこと
ひとり青色は帳簿・決算書(損益計算書・貸借対照表)の作成に対応しています。一方で、法人税申告書(別表一〜)の作成・e-Taxへの法人税電子申告には対応していません。
法人税申告書は、ひとり青色で作成した決算書の数値をもとに、税理士への依頼またはe-Tax(法人税申告ソフト)で別途作成する必要があります。