フリーランスの請求書管理・未払い対策【2026年版】
入金確認から督促まで
請求書を送ったのに入金がない・支払いが遅れている——フリーランスの未払いトラブルは珍しくありません。予防から督促まで、具体的な対処法を解説します。
未払いを防ぐための請求書作成のポイント
支払い遅延・未払いへの対応手順
期限翌日〜:丁寧なリマインド
「お支払い期限を過ぎましたが、ご確認いただけましたでしょうか」とメールで丁寧に連絡。担当者が見落としている場合が多いです。
1〜2週間後:督促状(メール・書面)
「○月○日までにご入金いただけない場合、法的措置を検討する旨ご連絡申し上げます」と期限を設けた督促状を送付。
さらに無応答:内容証明郵便
送付した事実が証明できる「内容証明郵便」で請求書を送付。法的効力はないですが、訴訟の前段階として有効です。
法的手段:少額訴訟・支払督促
60万円以下なら少額訴訟(簡易裁判所)。費用は数千円程度で本人申請可能。支払督促は書面申立で申請可能です。
よくある質問
フリーランス保護新法(2024年施行)で何が変わりましたか?
2024年11月施行のフリーランス保護新法により、発注事業者はフリーランスへの報酬を納品後60日以内に支払う義務が課されました。また一方的な報酬減額・発注取消しも禁止されています。
未払い売掛金は帳簿にどう記録しますか?
請求時に「売掛金 / 売上高」で計上し、入金時に「普通預金 / 売掛金」で消込します。回収できない可能性が高い場合は「貸倒引当金」または「貸倒損失」として処理します。
未払い報酬の時効はいつですか?
民法改正後は「権利を行使できると知った時から5年」が基本です。請求書の支払い期限から5年を目安にしてください。時効が近づいている場合は内容証明郵便の送付などで時効を中断できます。放置すると請求権が消滅するため早めに対応を。
未払い売掛金を帳簿で貸倒損失として処理できますか?
相手先の倒産・財産がないことが明らかな場合などに「貸倒損失」として経費計上できます。ただし単なる支払い遅延では貸倒損失にはできません。回収不能が確定した時点で「貸倒損失 / 売掛金」の仕訳を行います。
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あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。