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個人事業主は口座を分けるべき?【2026年版】事業用口座の作り方と選び方

「個人用の口座で事業の入出金も管理していい?」——義務ではありませんが、口座を分けるかどうかは確定申告の作業量に直結します。分けるメリットと事業用口座の選び方を解説します。

結論:口座を分けることを強くおすすめします

  • 法律上の義務はないが、分けないと帳簿作業が数倍になる
  • 事業用口座のCSVをダウンロードするだけで帳簿の大半が完成する
  • 税務調査の際にも「事業の実態」を説明しやすい

口座を分けないとどうなるか

混在口座での帳簿作業のイメージ

月100件の入出金のうち、どれが事業関連かを1件ずつ確認する作業が必要
スーパーの買い物・光熱費・事業の材料費が混在して判断が困難
銀行のCSVをインポートしても事業外の取引を大量に削除する手間
確定申告前に「あれは事業費だったか?」と1年分さかのぼる羽目に

事業用口座を分けた場合

事業用口座のCSVをダウンロード→青色申告ソフトにインポートするだけ
ほぼ全取引が事業関連なので仕分け作業が最小化
帳簿作業が年間で数時間→数十分に短縮される

事業用口座を選ぶポイント

確認項目 おすすめの条件
手数料 振込手数料が安い・無料回数がある
CSV出力 取引明細をCSVでダウンロードできる(帳簿作成に必須)
開設のしやすさ ネット銀行はスマホで開設可能が多い
屋号口座 屋号+個人名での口座開設に対応しているか
クライアントの信頼性 メガバンクや知名度のある銀行の方が請求書の信頼性が上がる場合も
ポイント:ネット銀行(楽天銀行・住信SBIネット銀行・GMOあおぞらネット銀行など)は手数料が安く、CSVダウンロードも標準対応しており、個人事業主の事業用口座として利用しやすいです。

屋号口座の作り方

1

開業届を取得する

屋号口座作成時に必要な場合がある書類。税務署に提出した開業届の控え(受付印入り)を準備する。

2

金融機関を選んで口座開設申請

「個人事業主向け口座」「屋号付き口座」として申し込む。ネット銀行はオンラインで完結できることが多い。

3

屋号を登録

「山田太郎 山田デザイン事務所」のように「個人名+屋号」の名義になる。屋号のみの口座は作れない点に注意。

注意:既存の個人口座を事業用に転用する方法も有効です。新規開設が面倒な場合は、既存口座を事業専用と決めてプライベート支出をしないルールを作るだけでも帳簿が楽になります。

よくある質問

口座を分けないといけませんか?

法律上の義務はありませんが、分けないと帳簿作業が大幅に増えます。同じ口座を使い続けると、年間の確定申告作業で大きな手間になります。

屋号名義で口座を作れますか?

「個人名+屋号」の形式であれば多くの金融機関で作成可能です。屋号のみの口座は個人事業主には作れません。開業届の控えが必要な場合があります。

事業用口座に個人のお金を入れたらどうなりますか?

「事業主借」として仕訳処理します。プライベートの資金を事業口座に入れた場合は「借方:普通預金 / 貸方:事業主借」で記録します。

口座を分けるタイミングはいつがいいですか?

開業と同時に分けるのが理想です。途中から分けることも可能ですが、過去分の帳簿作業が残るため早いほど楽になります。開業届を出したタイミングで口座を開設するのが最もスムーズです。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。