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期限後申告・注意 2026年7月更新

確定申告の期限を過ぎたら?期限後申告のペナルティと対処法

確定申告の期限は原則3月15日ですが、過ぎてしまっても申告できます。ただし加算税・延滞税などのペナルティがあります。気づいたらすぐ申告することが大切です。

まず大切なこと:気づいたらすぐ申告

期限後でも申告は受け付けてもらえます。放置すれば加算税が増え、税務調査のリスクも高まります。遅くなっても申告しない状態よりずっとよいため、すぐに手続きをしましょう

期限後申告で発生するペナルティ

① 無申告加算税

状況加算税率
自主的に期限後申告(税務調査前)5%
税務調査の事前通知後に申告10〜15%
税務調査で指摘されて申告15〜20%

※50万円超の部分は10%上乗せ。自主申告は大幅に軽減されます。

② 延滞税

納付期限(3月15日)の翌日から実際に納付した日まで、日割りで加算されます。

・2ヶ月以内:年2.4%(2026年度)

・2ヶ月超:年8.7%(2026年度)

③ 青色申告への影響

期限後申告でも青色申告自体は認められますが、2年連続で期限内に申告しなかった場合は青色申告の承認が取り消されます(翌年以降は白色申告のみ)。

見落としがちな最大の損失:青色申告特別控除が65万円→10万円に

期限後申告で最も大きな金銭的デメリットがこれです。青色申告特別控除の65万円・55万円は「期限内申告」が要件のため、1日でも期限を過ぎると特別控除は最大10万円まで減額されます。

申告のタイミング受けられる特別控除
期限内(3月15日まで)+e-Tax等65万円
期限内(3月15日まで)・紙提出55万円
期限後申告10万円

控除が55万円下がると、所得税・住民税あわせておおむね8〜16万円ほど税負担が増える計算になります(所得税率10〜20%+住民税10%で試算)。加算税・延滞税以上に大きな差になるため、青色申告の人ほど期限内申告のメリットは大きいといえます。

期限後でも申告できること・できないこと

期限後でも可能 ✓

期限後申告(いつでも可)
源泉徴収の還付申告(5年以内)
医療費控除などの還付申告(5年以内)

期限後にできないこと ✗

純損失の繰越控除(赤字の3年繰越権利が消滅)
青色申告の2年連続違反による取り消し

期限後申告の手順

1通常の確定申告と同じ手順で申告書・決算書を作成する
2e-Taxまたは税務署窓口で申告する(期限後でも受け付けてもらえる)
3加算税・延滞税を含めた追加納付額を振り込む

よくある質問

確定申告の期限後申告はいつまでできますか?

明確な締切はなく、気づいた時点でいつでも申告できます。ただし遅れるほど無申告加算税・延滞税が増え、税務調査の対象にもなりやすくなります。払いすぎた税金を取り戻す還付申告は、その年の翌年1月1日から5年以内なら可能です。

期限後申告でも青色申告の65万円控除は受けられますか?

いいえ。青色申告特別控除の65万円・55万円は「期限内申告」が要件です。期限を過ぎて申告すると特別控除は最大10万円に減額されます。控除額が55万円下がるため、期限を守る金銭的メリットは非常に大きいです。

無申告加算税はいくらかかりますか?

税務調査の通知前に自主的に期限後申告すれば5%です。調査の事前通知後は10〜15%、調査で指摘されてからは15〜20%になります(納税額50万円超の部分・300万円超の部分はさらに上乗せ)。とにかく早く自主的に申告するほど軽くなります。

延滞税はどのくらいですか?

2026年度は、納期限(原則3月15日)の翌日から2か月以内が年2.4%、2か月を超えた分は年8.7%の日割りで加算されます。納付が遅れるほど増えるため、納税額の目処が立ったら早めに納付しましょう。

何年も無申告だとどうなりますか?

各年分に無申告加算税と延滞税がかかり、青色申告は2年連続で期限内申告をしないと承認が取り消されます。所得税の時効は原則5年(意図的な無申告など悪質な場合は7年)ですが、無申告は放置せず自主的に申告するのが最も傷が浅く済みます。

確定申告をしないと住民税や国保にも影響しますか?

はい。確定申告をすると税務署の情報が市区町村に共有され、住民税や国民健康保険料が計算されます。無申告だと所得が確定せず、保険料の軽減判定や所得証明書・課税証明書の発行にも支障が出ます。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。