フリーランスが確定申告でやりがちな間違い・失敗10選【2026年版】
確定申告の間違いは「余分に税金を払う」か「後から追徴課税される」かのどちらかの損につながります。よくあるミスのパターンを事前に知って、正確な申告をしましょう。
よくある間違い10選
社会保険料控除の申告漏れ
国民健康保険料・国民年金保険料は全額控除できますが、確定申告書に記入し忘れるケースが多い。市区町村から届く保険料決定通知書・年金機構の控除証明書を必ず確認しましょう。
e-Taxを使わず65万円控除を取りこぼす
青色申告65万円控除はe-Taxで申告した場合のみ。紙で提出すると55万円控除になります。年間10万円の所得控除の差は大きいです。
経費の計上漏れ(特に小額支出)
交通費・書籍代・通信費・消耗品費など小額の経費を記録していないケース。年間にすると数十万円の漏れになることも。
売上の計上タイミングのミス
売上は「入金日」ではなく「サービス提供日・納品日」に計上するのが原則(発生主義)。年末をまたいだ場合のずれに注意。
生命保険料控除・医療費控除の申告忘れ
年末に届く控除証明書を使う生命保険料控除や、家族分をまとめた医療費控除は申告漏れが多い。申告すれば税金が戻る可能性があります。
プライベート費用を経費に混入させる
口座やカードを事業用とプライベートで分けないと、生活費が経費に混入するリスクがあります。税務調査で指摘されやすいポイントです。
領収書・帳簿の保存期間を知らない
青色申告の帳簿・領収書は7年間保存が義務。「もう捨てた」では税務調査に対応できません。
確定申告の期限切れ(3月15日)
期限後申告は無申告加算税・延滞税が発生します。また青色申告承認が取り消されるリスクも。締め切り前に余裕を持って提出しましょう。
減価償却の計算間違い・申告漏れ
10万円以上の機材・設備は減価償却が必要。一括経費化できる青色申告30万円特例も申告漏れが多いポイントです。
副業・不動産収入の申告漏れ
事業所得以外に副業収入・株式配当・不動産収入がある場合も申告が必要。特に源泉徴収されていない収入は漏れやすいです。
よくある質問
確定申告を間違えた場合、後から修正できますか?
はい。追加納付が必要な場合は「修正申告」、還付を受ける場合は「更正の請求」で修正できます。更正の請求は申告期限から5年以内が可能です。気づいたら早めに対応しましょう。
3月15日の期限を過ぎてしまった場合はどうなりますか?
無申告加算税(15〜20%)・延滞税が発生します。ただし期限後でも税務署から調査通知が来る前に自主申告すれば加算税が軽減(5%)されます。青色申告の承認取消リスクもあるため、できるだけ早く申告しましょう。
社会保険料控除(国保・国民年金)を申告し忘れた場合は?
更正の請求で取り戻せます。申告期限から5年以内なら手続き可能です。国民健康保険料は市区町村から届く通知書、国民年金は年金機構から届く控除証明書を使って申告します。
プライベートの費用を経費に混入してしまった場合はどうすればいいですか?
発見した時点で「事業主貸 / 経費科目」で経費から戻す仕訳を入力します。確定申告後に発覚した場合は修正申告が必要です。税務調査で発覚した場合はペナルティが生じるため、日頃から事業用・プライベート用の口座・カードを分けておくことが最善の対策です。
関連記事
あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。