確定申告を間違えた・修正したい【2026年版】
修正申告・更正の請求のやり方
確定申告を提出した後に「収入を漏らした」「控除を忘れた」などの間違いに気づいた場合の対処法を解説します。状況によって「修正申告」と「更正の請求」のどちらかを選びます。
まず確認:どちらの手続きが必要か
→ 修正申告
本来より少なく申告していた場合
(追加納付が必要になる)
- • 収入・売上の申告漏れ
- • 経費を過大に計上していた
- • 控除の適用ミスで税額が少なかった
→ 更正の請求
本来より多く申告していた場合
(還付が受けられる)
- • 控除(医療費・生命保険等)を忘れた
- • 経費の計上漏れがあった
- • 計算ミスで税額が多かった
修正申告のやり方
修正後の確定申告書を作成する
正しい数値で申告書を作成し直します。「修正申告」と明記し、当初申告と比較した増加額を確認します。
税務署に提出する
所轄の税務署窓口へ持参するか、e-Taxで送信します。「修正申告書(第1表・第2表)」と必要な添付書類を提出。
追加税額を納付する
修正申告によって増加した税額と、当初の申告期限(3月15日)から修正申告日までの延滞税を合わせて納付します。
更正の請求のやり方
更正の請求書を作成する
国税庁のサイトからダウンロードまたはe-Taxで作成。修正後の正しい申告内容と、変更理由を記載します。
申告期限から5年以内に提出する
更正の請求には期限があります(法定申告期限から5年以内)。控除漏れに気づいたら早めに手続きを。
税務署の審査後、還付を受ける
税務署が内容を確認し(通常数週間〜数ヶ月)、認められれば差額が還付されます。還付加算金(利息相当)も付く場合があります。
修正申告でかかるペナルティ
| 税の種類 | 発生する場面 | 税率 |
|---|---|---|
| 延滞税 | 期限を過ぎた場合(修正申告の場合も発生) | 年2.5〜8.7% |
| 過少申告加算税 | 修正申告で追加納付が発生した場合 | 原則10%(自主申告は軽減) |
| 重加算税 | 意図的な隠蔽・仮装があった場合 | 35〜40% |
よくある質問
間違いに気づいたらすぐ連絡すべきですか?
税務調査の通知が来る前に自主的に修正申告することで、ペナルティが軽減または免除される場合があります。気づいたらできるだけ早く対応することをおすすめします。
医療費控除を申告し忘れた場合は更正の請求で取り戻せますか?
はい、医療費控除の申告漏れは更正の請求で取り戻せます。申告期限(3月15日)から5年以内であれば手続き可能です。5年以内であれば積極的に請求しましょう。
修正申告は税務署に行かないとできませんか?
e-Taxでも修正申告・更正の請求の手続きが可能です。国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から修正申告書を作成してe-Tax送信できます。
修正申告すると延滞税はかかりますか?
修正申告で追加納付が発生した場合、延滞税(年2.5〜8.7%程度)が発生します。税務署から指摘される前の自主的な修正申告では過少申告加算税(10%)が課される場合がありますが、調査通知前の申告では一部免除されます。早めの対応が重要です。
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あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。