確定申告・税金 2026年6月
暗号資産・NFTの確定申告【2026年版】
個人事業主・フリーランスの雑所得の計算
ビットコイン・イーサリアムなどの暗号資産やNFTを保有・売却している個人事業主・フリーランスが確定申告で行うべき手続きを解説します。事業所得と組み合わせた申告方法も説明します。
暗号資産・NFTの税務上の取り扱い
▸売却・交換・使用で利益が出た場合 → 雑所得(総合課税)
▸事業所得(青色申告)とは別の所得区分
▸損失は雑所得内でのみ相殺可能(他の所得との損益通算不可)
▸損失の翌年繰越不可
雑所得の計算方法
雑所得 = 売却価格(円換算) − 取得費用
例:ビットコインを売却した場合
取得時:1BTC = 300万円で購入
売却時:1BTC = 500万円で売却
雑所得 = 500万円 − 300万円 = 200万円
複数取引がある場合
総平均法または移動平均法で取得価額を計算します(個人は総平均法が原則)。
利益が発生する主なケース
▸円で売却した時点(売却益が発生)
▸別の暗号資産と交換した時点
▸商品・サービスの購入に使用した時点
▸NFTを売却した時点
✓単に保有しているだけでは税金は発生しない
よくある質問
暗号資産の損失で事業所得を相殺できますか?
できません。暗号資産の損失(雑所得)は事業所得と損益通算できません。雑所得内での相殺のみ可能です。
少額の暗号資産利益も申告が必要ですか?
個人事業主の場合、事業所得があるため確定申告は必ず行います。その際に暗号資産の利益(雑所得)も合算して申告します。
暗号資産を保有しているだけで税金はかかりますか?
単に保有しているだけでは課税されません。売却・交換・使用など「実現した時点」で課税されます。含み益は課税対象外なので、売却するタイミングを計ることで節税の検討ができます。
暗号資産の損失は翌年に繰り越せますか?
雑所得の損失は翌年への繰越ができません。事業所得と異なり損失繰越はできないため、同年内に利益と損失を相殺するタイミングを考える必要があります。
青
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あおい
ひとり青色 開発者
法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。