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節税・老後対策 2026年6月

フリーランス・個人事業主の老後資産形成【2026年版】年金・iDeCo・NISA・共済の総合プラン

個人事業主の年金は国民年金のみ。月約6.8万円では生活費を賄えません。節税しながら老後資金を積み立てる制度を組み合わせた「総合プラン」を解説します。

個人事業主の年金格差:会社員との比較

個人事業主

約6.8万円/月

国民年金(老齢基礎年金)のみ

会社員(平均)

約15〜16万円/月

国民年金+厚生年金

月約10万円の格差を自助努力で埋める必要があります。年間120万円×30年=3,600万円の準備が目安。

老後対策の優先順位と使い分け

1

青色申告65万円控除(ゼロコスト・即効性高)

お金を使わずに最大65万円の所得控除を得られる。所得税率20%なら年13万円の節税。浮いた税金を老後資金の積み立てに回す。

節税効果:年最大約13〜20万円(所得税率に依存)
2

小規模企業共済(退職金制度として最優先)

国が運営する個人事業主向け退職金制度。掛金全額が所得控除になり、廃業・引退時に退職所得として受け取れる。

掛金上限

月7万円(年84万円)

節税効果

全額所得控除

受取

退職所得控除で優遇

3

iDeCo(老後積立+節税の両立)

掛金が全額所得控除。運用益も非課税。受取時も退職所得控除・公的年金等控除が使える。60歳まで引き出せない点に注意。

掛金上限

月6.8万円(年81.6万円)

節税効果

全額所得控除

引出

60歳以降のみ

4

NISA(柔軟な資産形成)

運用益が非課税。iDeCoと異なりいつでも引き出せる。所得控除はないが、臨機応変に使える資産を作るのに最適。

年間上限

つみたて投資枠120万円

節税効果

運用益・配当が非課税

引出

いつでも可能

具体的な積立シミュレーション

例:所得500万円・35歳・65歳まで30年積み立てるケース

制度 月額 年間節税額 30年後の概算
小規模企業共済7万円約23万円約2,520万円
iDeCo6.8万円約22万円約3,500万円※
NISA(つみたて)5万円(所得控除なし)約2,500万円※
合計18.8万円約45万円/年約8,500万円

※iDeCo・NISAは年利5%で複利運用した場合の試算。元本保証ではありません。

国民年金を増やす方法

付加年金:月400円の追加保険料で、受給時に「200円×加入月数」が毎年加算。2年で元が取れる優れた制度
国民年金基金:個人事業主が加入できる上乗せ年金制度。掛金全額が社会保険料控除(所得控除)になる
任意加入:60〜65歳まで任意加入して受給額を増やす選択肢もある(加入が免除・猶予された期間がある場合)

よくある質問

個人事業主の老後の年金はいくらもらえますか?

2026年時点の国民年金満額は月約6.8万円(年約81.6万円)です。会社員の厚生年金(平均月15〜16万円)と比べて大幅に少なく、自助努力での資産形成が不可欠です。

iDeCoと小規模企業共済どちらを先に始めるべきですか?

小規模企業共済を先に検討することをおすすめします。退職金制度として廃業・引退時に活用でき、一定条件での貸付制度もあります。iDeCoは60歳まで引き出せないため、急な資金需要に対応しにくいです。

老後のために確定申告で節税した方がいいですか?

はい、節税で浮いた資金を老後積み立てに回すのが最も効率的です。iDeCo・小規模企業共済は掛金自体が所得控除になるため「節税しながら老後資金を積み立てる」一石二鳥の効果があります。

フリーランスを続けながら厚生年金に加入できますか?

個人事業主のままでは厚生年金に加入できません。法人化(マイクロ法人設立)して代表者になれば協会けんぽ+厚生年金に加入できます。ただし保険料の負担も増えるため、トータルコストを比較したうえで判断しましょう。

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あおい

あおい

ひとり青色 開発者

法務関係の仕事をしながら副業を始め、確定申告が必要になったことをきっかけに青色申告ソフトを自作。月額制ソフトの年間コストに疑問を持ち、買い切り型の「ひとり青色」を開発・公開。