帳簿・決算書 2026年4月更新
青色申告の貸借対照表(B/S)の作り方
【65万円控除に必要な理由】
青色申告65万円控除を受けるには、損益計算書だけでなく「貸借対照表(バランスシート)」の作成も必要です。何を記載するのか、どう作るのかを解説します。
貸借対照表が必要な理由
65万円控除は「複式簿記」での記帳が条件です。複式簿記では損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)の2つが作成されます。貸借対照表が添付されていないと65万円控除は受けられず55万円に下がります。
損益計算書と貸借対照表の違い
| 損益計算書(P/L) | 貸借対照表(B/S) | |
|---|---|---|
| 何を示すか | その期間の利益・損失 | ある時点の財産・借金の状態 |
| 期間 | 1年間(期間) | 12月31日時点(一時点) |
| 主な項目 | 売上・経費・利益 | 資産・負債・資本 |
| 65万円控除に必要か | 必要 | 必要(これがないと55万円) |
貸借対照表の基本構造
| 資産の部(左側) | 負債・資本の部(右側) |
|---|---|
| 流動資産 ・現金・普通預金 ・売掛金(未回収の売上) 固定資産 ・パソコン・機材(減価償却後) 繰延資産 ・開業費(未償却残高) | 流動負債 ・買掛金(未払の仕入) ・未払金 資本 ・元入金(事業の元手) ・事業主借(個人からの入金) ・事業主貸(個人への出金) ・当期純利益 |
※左側(資産)の合計 = 右側(負債+資本)の合計 になれば正しく作成されています。
会計ソフトで自動作成する方法
複式簿記で仕訳入力すれば貸借対照表は自動生成されます
会計ソフトで毎回の取引を「借方・貸方」で入力(仕訳)していくと、ソフトが自動的に集計して損益計算書と貸借対照表を作成してくれます。手動で作成する必要はありません。