減価償却 2026年4月更新
青色申告の減価償却費の計算方法
【2026年版・定額法・耐用年数一覧】
PCや机・カメラなどの備品を買ったとき、一定金額以上なら「減価償却」が必要です。計算方法・耐用年数・仕訳の書き方を個人事業主向けにわかりやすく解説します。
減価償却とは?
10万円以上の資産は、購入した年に全額経費にするのではなく、耐用年数(使用できる年数)に分けて少しずつ経費にしていく仕組みです。これを減価償却といいます。
どの資産が減価償却の対象?
| 金額 | 処理方法 | 青色申告の特例 |
|---|---|---|
| 10万円未満 | 購入年に全額経費(消耗品費) | — |
| 10万円〜30万円未満 | 本来は減価償却が必要 | 一括経費化OK(少額特例) |
| 30万円以上 | 減価償却が必要 | — |
※青色申告者の少額減価償却特例は年間合計300万円まで
定額法(個人事業主はこちらが原則)の計算式
年間償却額 = 取得価額 × 定額法の償却率
(償却率 = 1 ÷ 耐用年数)
計算例:ノートPC(25万円、耐用年数4年)
・償却率 = 1 ÷ 4年 = 0.25
・年間償却額 = 250,000円 × 0.25 = 62,500円
・4年間で合計249,999円(最終年は備忘価額1円を残す)
フリーランス・個人事業主がよく使う資産の耐用年数
| 資産の種類 | 耐用年数 | 償却率 |
|---|---|---|
| パソコン(サーバー以外) | 4年 | 0.250 |
| カメラ・撮影機材 | 5年 | 0.200 |
| 机・椅子などの家具 | 8年 | 0.125 |
| 電話・スマートフォン | 10年 | 0.100 |
| 自動車(普通乗用車) | 6年 | 0.167 |
| 建物(木造・事務所用) | 24年 | 0.042 |
※詳細は国税庁「耐用年数表」を参照してください。
減価償却費の仕訳の書き方
①資産購入時(25万円のPC)
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 工具器具備品 | 250,000 | 普通預金 | 250,000 |
②決算時:年間償却費の計上(62,500円)
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減価償却費 | 62,500 | 減価償却累計額 | 62,500 |